5000+ BE の低電圧耐性

CPU クロックは倍率フリーなので BIOS 上で定格 2.6GHz をはじめ 1.0GHz から定格以上まで幅広く設定できますが、電圧は 1.35V 以下の項目が出てこないので設定できないようです。
Windows 上では Turion 64 MT-32 の時と同様、Crystal CPUID を用いて電圧と CPU クロックを操作しますが、1.0GHz/0.800V で Superπや Prime95 を延々まわしても問題なし。1.2GHz でも同様です。さすがに 1.4GHz/0.800V は眼中にありませんでしたが、X2 5000+BE & X2 4850e , JW-RS780UVD-AM2+ 、詳細報告によると個体差はあるでしょうけれど 5000+ BE で 1.4GHz/0.80V 報告があるので物は試しとやってみたら、当環境でも落ちることなく安定して動いているようです。1.0GHz 時の 41W に対して 1.4GHz 時は 41W と 42W の間をフラフラしてます。
高クロックの方は低電圧ほど試していないものの、電圧はそのままの 3.0GHz/1.350V で今のところ問題なさそうですね。数百メガバイト単位のファイルを何度かに分けて 7-ZIP 形式で圧縮したら速い速い。6000 円ちょっとで 3GHz とはいい時代になったものです。しかしワットチェッカー読みでアイドル時より 60W 程消費電力が増大するのはさすが高クロックの Athlon