よくわからないチップセットについて調べてみた
LGA775 プラットフォームで低価格・低発熱・低消費電力かつオーバークロック耐性も高いという Celeron E3200 などにほんのちょっぴり興味を持っているんですが、困ったのが対応マザーボードのチップセット。Intel のグラフィック統合チップセットで目に付くものだけでも G45/G43/G41/G31/Q43 などがあり、それぞれのサウスブリッジも世代が若干異なるなど一体どういう差異があるのだろうと全くわからなかったのですが、この特集記事を読んで色々と勉強になりました。
3シリーズ・4シリーズの細かい仕様などはこちらの Impress の記事にも載っています。
サウスブリッジにあたる ICH に関しては Wikipedia にも載っていますね。
ちょっと世代が古いですが、AMD 方面のサウスブリッジのさわり程度の仕様はこちらにも。
メモ
- G41/G31 に対応する無印の ICH7 は AHCI 非対応。SSD を使う場合、AHCI 前提とされる Trim が利用不能となる。HDD なら個人的に問題なさそう。MSI G41M-P34 なんて HDMI もついてるしいいかも。
- ICH10 では AHCI を利用可能ですが、オンボード GPU の無い P45/P43 な品物を除いて割高傾向。記載時点では Q43 搭載の インテル DQ43AP が最も安いですが、それでも 8500 円。消費電力は低そう。
- G45 の GMA X4500 HD は MPEG-2/VC-1/H.264 のハードウェアデコードが可能なものの、搭載マザーはかなり割高。GPU 性能を考えてもコストパフォーマンスが悪すぎ。これを選ぶなら LGA1156 環境にした方がよさそう。
というか CPU だけ のクロック辺りの絶対性能とピーク時の消費電力なら現行ラインナップでは Intel に分がありますが、コストパフォーマンスやオンボード GPU の性能・安定性も加味した総合的性能を考えると AMD 環境、相当いいと思います。オーバークロック耐性も含めて Athlon II X2 や Athlon II X4 のコストパフォーマンス凄いです。おもちゃとしては E3200 や E3300 は最高ですね。