Samurize でデスクトップカスタマイズ


Samurize は随分昔から利用していますが、現在は画像のように表示させています。Samurize には SpeedFan との連携機能があるので、SpeedFan を常駐させていれば、SpeedFan で扱っている多くの情報を表示させることが出来るわけです。下の天気予報は別途スクリプトを使って読み込ませてます。
ただひとつ難点があって、CPU のクロックだけはうまく取得できないんですよね。一応 Samurize で取得することは出来るのですが、システムのプロパティに表示される (?) クロックしか出せないのでリアルタイムに表示させることは恐らく不可能。例えば BIOS で 1GHz に設定していればそう表示されてしまうのです。


そこで CPU のリアルタイムクロック表示のためだけにこの MobileMeter を若干透明にして使っていましたが、出来れば Samurize で一括表示させたいところ。

それを可能にするのがこちらの RealTimeClockChecker。一秒ごとに現行クロックをテキストファイルに出力して、それを Samurize で読み出すという仕組みです。PowerNow! や Cool'n'Quiet で動的にクロックを変動させていて、かつリアルタイムに表示させたい場合は非常に役に立ちます。ソースがついているので知人に5秒版と10秒版を作ってもらっちゃいました。
ただわたし、Cool'n'Quiet を使わないで CrystalCPUID のショートカットで任意にクロックと電圧を変動させるのでそこまであまりリアルタイムでなくてもいいんですよね。というわけで周波数別のクロックを記載した clock.txt を内包したアーカイブを各設定ごとに複数用意。1.00.zip の中に 1.00 GHz と記載した clock.txt を。1.40.zip に 1.40 GHz …といった具合です。

7z.exe e [アーカイブ] -o[出力先] -aoa
CrystalCPUID.exe [周波数と電圧設定]
これをコンソールの 7z.exe で解凍し、clock.txt を出力・同名ファイルの上書きをすると同時に CrystalCPUID で同様のクロック設定へ変更するという内容の bat ファイルを用意して、単体のショートカットの代わりに用いてみることにしました。ただこのままでは bat ファイルを立ち上げるたびにコマンドプロンプトのウィンドウが表示されてしまいます。

CreateObject("WScript.Shell").Run "[bat ファイル]",0
そこで vbs ファイルを作って、そちら経由で bat ファイルを立ち上げるようにして一応解決です。

と思ったらもっと簡単な方法がありました。bat のショートカットを作ってそのプロパティから最小化起動を実現できるみたい。