Firewire Audiophile がおかしい

どうも 11 月の終盤辺りから音楽の再生中、突然音が歪みだす症状が現れました。でも再生ソフトを落として再度再生させると解消されているのです。またそのうち歪むけど。ちょうどその辺りから東京も寒さが厳しくなってきたので、寒さでやられてしまったのでしょうか。
はじめは Media Player Classic で再生させている最中にしかおこらなかったので Codec や MPC 自体に問題があるのではと思ったのですが、そのうち東方のプレイ中やメッセの効果音まで歪む場合が出てきて、ハードウェア側の問題と強く思えてきました。
ただハードウェアといっても Firewire Audiophile に問題があるとは限らず、何より最近新しいマザーボードと CPU に変えたばかりで、鉄板の MPFC-21 ではなく TI のチップをつんでいるとはいえオンボードIEEE1394 端子を使っている状態。さらに検証してみると FWAP のサンプリングレート切り替え時のラグ・ノイズやファームウェアといった怪しい部分よりも、CPU の使用率があがるとき、占有している時間が多いときに特に顕著に症状が現れました。
わたしの環境では FLAC や Monkey's Audio のファイルを無圧縮 ZIP でまとめて、圧縮ファイルをフォルダのように扱えるタブ型ファイラの TabFolder で展開して聞いていることが多いわけですが、その展開時、CPU パワーが占有される最中にやたらと歪みモードに突入します。再生中、Prime95 や Superπの多重起動を行っても特別症状が出ないで今ひとつよくわかりません。
再生だけなら DenDAC + ATH-A900 で不満は無いですがスピーカーを使うのにケーブルをその都度変えるのも面倒ですし、いまは多用していないとはいえ MU2000 や SC-88ST Pro を使うときにこの症状が出ても困るのでちょっとまいりましたね。オンボードの TI チップな IEEE1394 に惹かれて Abit AN-M2HD にしたのですが、眠っている MPFC-21 をさせば安定するでしょうか。…それともほんとに寿命でしょうか。
当環境は CPU の駆動電圧を極めて低いレベルに引き下げた低電圧環境。というわけでさるお方に電圧不足を指摘されましたが、5000+ の定格である 2.6GHz/1.350V でも起きてしまいました orz
東方 Project の BGM プレイヤーである THxxBGM は起動中サウンドバイスを開放しないことを利用して歪むと同時に立ち上げ歪み状態を保持します。そして SC-88ST Pro (MIDI 接続) で MIDI を再生すると、ラインイン経由の音は歪んでいません。が、音色が変だったりと MIDI 端子からの命令がうまく伝わっていないのか、MIDI が微妙に正常に再生されません。THxxBGM を落として歪み保持状態を解除すると正常に再生されます。う〜ん。

ここまでで大体の可能性の調査と原因が判明。続くFirewire Audiophile の不調の原因は PIO 病でしたで無事解決に至りました。