820SH に着メロ以外も送ってみて、疲れました

2GB の MicroSD カードを買ったので、電子楽譜たる着メロだけではなく生音データも送ってみることにしました。曲は東方ばかりですが、生音データなら紅魔郷妖々夢永夜抄以外も送れます。
どうやら Softbank 820SH は S!ミュージックコネクトという音楽配信サービス、及び連携ソフトウェアを用いて WMA 形式のファイルを転送することができるらしいことはわかりましたが、困ったことに ogg や ape ばかり使っていたので WMA のエンコーダが手元にはありません。
Win98 マシンに WMA8 でエンコードできるコンソールの Windows Media Encoder があった気がしますが、Windows Media Player 11 は CD からの取り込みにしか対応していなかったはずなので DAEMON Tools を入れて仮想 CD を作ろうと思うもシステムが不安定になる可能性を指摘されて即断念。現在は Windows Media エンコーダ 9 シリーズで WMA9.2 のエンコードが可能なようなので Windows Media ダウンロード センターから落として、とりあえず東方文花帖の東の国の眠らない夜でもエンコードしてみました。しかし S!ミュージックコネクトは .NET Framework 2.0 が必須とのことなのでこれも断念。別に入れても良いのですがシステムの軽量化を考えるとそれは最終手段。
次に 820SH の添付 CD-ROM に封入されていたファイルマネージャソフトでは WMA や MP3 のやり取りはできないものの、.mp4 や .m4a といった MPEG4 Audio、いわゆる AAC のファイル転送には対応してことに気づいたので、AAC と言えば iTunes。次はこれを落としてみるも、QuickTime が強制インストールされそうなのでこれもやめました。ひょっとしたら Winamp のように余計なものを含まないものもあったかもしれませんが。
そういう状況を知人に話していると、Nero のサイトAAC音楽ファイル変換ツールを無料で提供!していることを教えてもらったので、これと CUI なこれのフロントエンドを入れてエンコードに成功しました。820SH への転送にも成功して、思ったよりずっと高クオリティな音を携帯電話が奏でています。別途オーディオプレイヤーいらないかも…?

ただ…時間をかけて Winamp で数十曲分のタグを入れて送ってみたんですが、一曲もタグが反映されてないのです orz Winamp 以外、これらのソフトを使えばよいのかもしれませんね。
思えば AAC は前世紀から既にありましたが、確か特許絡みでグレーとされるエンコーダが多かった記憶があります。それを考えると随分と恵まれた時代になりましたね。長くて疲れました。