GF 7600GS-Z の BIOS 書き換え

GF 7600GS-Z の定格は 500MHz/700MHz/1.30V と GeForce 7600GT の方に近い設定ですが、GPU コアとメモリのクロックと共に電圧も 7600GS 並に下げることが出来ればより省電力になるのでは、と BIOS を書き換えてみました。使用したのは NiBiTor と nvflash。
ビデオカード側の BIOS をファイルとして保存する方法として、DOS から nvflash の -b オプションを使う、NiBiTor、又は GPU-Z で保存する、などあるようですが、これらの方法で取り出した BIOS を NiBiTor で読み込み、クロックの調整と Tools → Voltage Table Editor から電圧を指定して Voltages タブに反映させて *.rom として保存した上で、DOS から nvflash で書き込めば終了のようです。
ただ起動時の GPU コアとメモリのクロックは反映されるものの、ワットチェッカーゆめりあベンチ時の消費電力を見るに電圧の値は反映されていない模様。1.05V 設定、次いで 1.2V 設定を試してみましたがやはり電圧は反映されない様子。

この作業を進めるにあたって、こちらの記事が大変参考になりました。