これが高級澪ホン


価格変動履歴はこんな感じ。これまでずっと4万円弱で販売されていたにもかかわらず、5月8日から7万5000円程度にまで急騰しています。どうやら「けいおん!」特需が発生して、これまで安価で販売していた店で次々と品切れが発生した結果のようです。

サウンドハウスの AKG K701 をはじめとする平行輸入品が売切れてしまったので正規輸入品ばかりになり、最安値が跳ね上がっているようですね。この 38800 円という価格はサブプライムローン問題でユーロが大幅に下落した少し後につけられたものなので、そのうち値段が上がりそうです。品切れでも 38800 円をつけているうちに注文した方がよいのかも?
K701 というと SENNHEISER HD650 と音の傾向 (?) が似ており、低音寄りの HD650 に対して高音寄りの K701 という評価をどこかで見た気がします。その割に HD650 と比べると今ひとつ名前を見かける頻度が少ない気がしてきましたが、この需要でユーザーが増えるかもしれませんね。
わたしは K701 は所有していませんが K601 は持っており、この機種の透き通るような美しい高音が素晴らしく、とても気に入りました。低音は確かに控えめですが薄すぎるという程では無いように思えますね。どうも K701 はこの低音が薄めで美しい高音という AKG らしい音とは少し離れて、低音が K601 よりも出ており全体的にバランスの取れた音に仕上がっているとの評を見たことがあるので機会があれば聞いてみたいものです。ただ開放型かつ低音寄りとの評の HD595 と比較して高音寄りの K601 の方がずっと聞いていて心地よいので、K701 よりも K601 が好みかもしれません。