ATH-A900 を持ち出してみる

ATH-A900Ti と比べるととっても曇った感じ。聞きなれた東方の曲を流してみてもいまひとつ感動が薄れてしまいます。音に張り出しが無いというか、低音が薄いって言えばいいのでしょうか。音の表現は難しいですがそんな感じを受けるのです。ATH-A900Ti は低音が出るとはよく目にしますね。例えば萃夢想の月時計 〜 ルナ・ダイアルはなかなか激しい出だしで始まりますが、ATH-A900 だと激しさがかなり弱まって感じちゃいます。
全般的に迫力に欠けて感じてしまうのですがピアノ曲はやっぱりきれい。永夜抄のヴォヤージュ1970 はとてもよい感じです。でもこちらも ATH-A900Ti ではよりきれいに聞こえてしまうのでもうなんとも。
ATH-A900Ti に勝る点は、同機より若干軽量なことと側圧がやや弱めなことだと思います。ATH-A900Ti の側圧は結構なものがあります。ATH-A900 は長く使っているので初期より側圧が弱くなっているでしょうけれど、それを差し引いてもなお強いです。重さもあいまって、そして音がよく出ていることが災いしてか ATH-A900 より明らかに疲れてしまうのです orz