Omega Driver とアスペクト比を固定したまま画面を拡大するツール

以前上記記事を書いた際、アスペクト比を固定したまま画面を拡大するツール for DirectX8(仮)で東方が問題なくフルスクリーンで動作したことがあったので、改めて入れなおしてみました。しかし NGO ATI Optimized Driver 1.7.2 と同様、フルスクリーンで立ち上がると極端に重いままです。
ここで Omega Driver 4.8.442, ないしベースとなる Catalyst 7.12 により改善されたからではなく、他に重さの要因があるのではないかと色々調べてみました。
まとめてみると、東方妖々夢東方永夜抄ではアスペクト比は正常に表示されるものの極端に重く、アスペクト比を固定したまま画面を拡大するツール for DirectX9(仮) を用いる東方風神録は重さは特にないものの、半透明機能を使っているアプリケーションが元々表示されていた部分がチラつくので落としておかないと気が散ります。はい、もう怪しいですね。
東方紅魔郷はフルスクリーン時に稀に 600fps 前後という尋常でない速度になってしまい再起動しないと解消されないことがあるのでほとんど使用しないようにしていたのですが、やってみるとどうだろう?と d3d8.dll と d3d8.ini を入れてみると、意外にも軽快に立ち上がりました。ただ風神録と同じように半透明機能を用いるアプリケーション部分がチラつきます。同じ dll を用いた妖々夢永夜抄とは挙動が異なりますがどうもこの部分が原因のようです。
そこでこれらアプリケーションを落として起動してみると、妖々夢永夜抄も問題なく軽快に動作するようになりました。ドライバを入れるときはスタートアップを空にしておくので、以前 Omega Driver を入れたときに問題がなかったのは恐らくその為。Omega Driver は入れなくてもよかったかも。
と、ここまで書いて思い出しましたが、妖々夢永夜抄は人に勧められて垂直同期を取らないにチェックを入れていたのです。そして紅魔郷風神録はそのチェックを入れる設定がない。ということでチェックを外してみると、他の2つも半透明アプリ表示時に紅魔郷風神録と同様の挙動になりました。
ATI Tray Tools の初期設定で OSD を有効にするにチェックが入っている状態だとそもそもアスペクト比が正常にならず酷くバグったような画面になりましたし、本当に色んな要因が複雑に絡みすぎです orz