準児童ポルノ


日本ユニセフ協会のサイトにある「子供ポルノ日本の現状」と題されたスライドショーには、イメージ映像として秋葉原昭和通りの画像が使われている。要するに、アキバの店頭などで見かける扇情的なアニメ画なども一掃したいと考えているのだろう。

確かに店頭の萌え絵は、ある日一線を越えた時があったように思う。正確には記憶していないが、おそらく2002年か03年ぐらいのことだったか。それまでもいわゆる萌え絵看板は存在したが、ぱんつが見えているものはなかったように思う。しかしその日筆者は、初めてばんつが見えている萌え絵看板を目撃した。たぶんそのあたりを境にして、なんとなく表現が解禁になっていったように思う。

初めて秋葉原に出かけて大通りに露出した看板の数々を見たときはかなり引きましたが、それが更に過激になっているのなら、確かに良識のある大人は極端な反応をするかもしれませんね。
でもそういった理由であれば結局、児童への性犯罪を撲滅するという大義名分を盾に自分の目にしたくないもの、汚らわしいと思うものを大きな権力を使って封殺するという横暴に過ぎないわけで、少しでも萌えな世界を知っている人からすれば、それらが児童性犯罪に結びつくと言われれば、意識にあまりにも大きな溝があるようにしか思えないわけです。大体、もう散々言い古されてるでしょうけど二次元に傾倒してる人なんて生意気な三次元の幼児や児童になんて興味ないですよ。やることが違うでしょ。
なんだか書いているうちに腹立たしくなってきました。ようするにこの人たちは多くの場合において事実と反するであろうオタク=性犯罪者予備軍ということを大々的に語っているわけで、その偏見というか印象操作というか、とにかく気持ち悪いですね。
でもその気持ちがある一方、もうあからさまに書いちゃいますが、先日たまたま幼児ものの二次元エロ絵を目にして瞬時にこいつら異常だとか鳥肌立ちながら思ってしまったので、規制派の気持ちもちょびっとはわからなくもないです。気持ち悪い。